meta要素の最適化

meta要素はhead要素の子要素として定義されており、任意の個数をhead要素の中に含めることができます。用途としては、テキストのマークアップとは別に「ページの情報(プロファイル)」を指定することに使用されます。検索エンジンに関連するところでは、キーワードの指定、ページ要約文の指定、使用している文字セットの指定、検索エンジンロボットの動作の指定、といったものが代表的なものになります。

キーワードの指定

ページの内容を端的にあらわすキーワードを複数指定することができます。キーワードはcontent属性の値として記述し、複数のキーワードを指定する場合は”,”(半角カンマ)で区切って記述します。記述例を以下に示します

<meta name="keywords" content="キーワード1,キーワード2,キーワード3" />

Googleが登場した2000年以降では、この指定を検索結果のスコアリングに使用する検索エンジンは存在せず、わざわざ記述する意味はまったくありません。そうしたことから、このサイトではmeta keywordsの記述はしていません

ページ要約文の指定

ページの要約文を指定します。要約文はcontent属性の値として記述します。記述例は以下の通りです。

<meta name="description" content="ページの要約文" />

この指定の内容も上記のキーワードと同様、検索結果のスコアリングについてはほとんどの検索エンジンが無視するため、実効はほとんどありません。ただし、検索結果の要約文として表示する検索エンジンもあります。なおこれを記述しない場合、検索エンジンは本文中に現れる検索キーワードの前後の文を使って自動で要約文を作ってくれるため、むしろ記述がないほうがいい場合もあります。そうしたことから、このサイトではmeta descriptionの記述はしていません

ロボットの動作の指定

meta要素には検索エンジンロボットの動作を指定するものもあります。ただし、検索エンジンのロボットはmeta要素による指定がない場合でも自動的にページを巡回しますので、ページを検索エンジンにインデックスさせたい、という場合にはこの記述は何も意味がありません。

ページをインデックスさせたくない場合にだけ記述し、それ以外の場合は記述しなくても問題ありません。以下に記述例を示しますが、この例は検索エンジンに内容をインデックスさせず、リンクも解析させない、ということを指定するものです。

<meta name="robots" content="noindex,nofollow" />

なお、ロボットの制御に関するより詳しい情報はクローラーとインデクサの制御をご覧ください。

使用している言語の指定

meta要素による文字コード指定を参照してください。