最終更新: 2011年08月31日 05:16
" KISSメソッド" 、" Keep It Simple Stupid" とは、訪問者が余計なことを考えて迷ったりしないように、誰でもわかるくらい単純にデザインするというような意味合いです。シンプルにデザインし、シンプルにコーディングすることで、ユーザーや検索エンジンを迷わせることのない、SEO上もユーザビリティ上も優れたサイトを制作することが可能になります。
Keep It Simple Stupid
ここで紹介している"Keep It Simple Stupid"という考え方は、"KISSメソッド"などと呼ばれ、プログラミングや海外SEOの業界でよく使われる概念で、近年ではウェブデザインの現場でもよく使われるようになりました。訪問者が余計なことを考えて迷ったりしないように、誰でもわかるくらい単純にデザインするというような意味合いです。
ウェブデザインの現場では、複雑な機能や複雑なデザインを求めるクライアントに遭遇することは珍しくありませんし、デザイナー自身が複雑なデザインをしてしまうことも少なくありません。しかし、いたずらにサイトを複雑なものにしてしまう前に、"Keep It Simple Stupid" を思い出す必要があります。
検索エンジンのユーザーの特性の一つに「そのサイトに慣れていない」ということがありますが、このような、そのサイトに不慣れなユーザーでも迷わず利用できるようなユーザービリティがサイトには求められます。ユーザビリティを向上させるための基本としてよくいわれることは、「余計な要素を廃する」ということです。余計なものを省き、シンプルに保つことで、ユーザーを迷わせず、高いユーザビリティを実現させることが可能になります。
シンプルさとユーザビリティ
ユーザーが起こすエラーは、ほとんどの場合サイトが複雑すぎることが原因です。ユーザーがウェブサイトを訪れる際には、何らかの目的を持っています。情報を取得したい、オンラインサービスの会員登録をしたい、商品を購入したい、などの目的です。しかし実際には、説明やナビゲーションがわかりにくいなどの理由で、ユーザーが目的を達成できないということが頻繁に起こります。
このようなエラーの原因の多くは、サイトが複雑すぎるために起きます。サイトがシンプルに構成され、ページがシンプルに構成され、コードがシンプルに書かれていれば、このようなエラーは最小限に抑えることができます。
このようなエラーを機会損失ととらえ、シンプルでわかりやすいサイトの制作を心がけるようにしましょう。サイトオーナーはデザイナーに対し、シンプルでわかりやすいサイト制作を依頼すべきです。また同様に、サイトオーナーが複雑でわかりにくい企画のままサイト制作を発注してきた場合には、デザイナーはシンプルでわかりやすいサイト制作を提案すべきです。
HTMLをシンプルに
SEOを行う上で重要なことは、シンプルなHTMLの作成を心がける、ということです。ロボット型検索エンジンのインデクサは、HTML文書内に含まれる文字情報やリンク情報、論理構造などを取得しますが、これらの必要な情報以外の要素がHTML文書内に多く含まれていた場合、インデクサの動作に良い影響を与えることはありません。
"Keep It Simple Stupid" という言葉は、SEOにおいては、どんな検索エンジンのどんなインデクサでも迷わせないように、どんな検索エンジンのどんな検索アルゴリズムでも迷わず的確に判断できるように、シンプルな構造のウェブページ作りを基本とする、というような意味合いで使われます。
HTMLの作成者は、余計なタグやマークアップ、スクリプトなどが極力少なくなるようにページを制作し、HTML内の文字情報やリンク情報、論理構造などをわかりやすく配置する必要があります。複雑なソースは、インデクサが必要な情報を取得する妨げになる可能性があります。
また制作や運営の現場でも、複雑なものほどメンテナンスを含めたランニングコストがかさみます。シンプルであればシンプルであるほど、失敗や間違いは減り、メンテナンスは楽になります。
おわりに
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