数多くのキーワードで検索エンジンにヒットするためには、キーワードの数に応じた多数のコンテンツが必要です。キーワードとコンテンツを増幅させる方法について解説します。
公開する情報を増やす
数多くのキーワードに対応するためには情報を豊富にする必要があるといっても、何でもいいからコンテンツをただ増やせばいい、というものではありません。ユーザーのニーズを的確につかんでそれを満たし、かつ何らかのサプライズを与えるような情報を含んだコンテンツを制作することで、ユーザーの興味を満足させることが大切です。
よくある疑問に、次のようなものがあります。
「情報系のサイトならともかく、情報を増やす戦略は販売系のサイトには厳しい。いったいどんな情報を増やせばよいのか?」
当然のことですが、商品を販売しているのであれば、まずは商品についての情報をきちんと発信していくべきです。例えば家庭用の加工食品を通信販売しているサイトで、商品ラインナップの中に「イチゴジャム」があったとします。この商品についてユーザーが知りたいことにはどのようなものがあるか考えてみましょう。簡単に思いつくだけでも、以下のようなものが考えられます。
- 原料のイチゴの品種の紹介
- 原料のイチゴの産地の紹介
- 原料のイチゴの栽培法の紹介
- 原料のイチゴの生産者の紹介
- イチゴジャムの製造法の紹介
- イチゴジャムの製造に使用されるその他の原料の紹介
- 他のイチゴジャムとの違い
- 商品の画像
- イチゴジャムの製造者の紹介
- イチゴジャムの容器
- イチゴジャムの内容量
- イチゴジャムの単価
- イチゴジャムの最低出荷数
- 出荷時の荷姿
- 配送方法
- 注文してから商品が届くまでに要する日数
- おいしい食べ方の紹介
- 変わった食べ方の紹介
- イチゴジャムの歴史
- イチゴジャムにちなんだ小話
- イチゴジャムと相性の良い他の食品
数多くのキーワードへの対応
サイト内でたくさんの情報を発信するということは、数多くのキーワードをサイト内に持つことができる、ということでもあります。このことはSEOには非常に有利に働きます。多くの種類のキーワードを持つことで、入り口ページとなるページを数多く制作することが可能になり、様々な層のユーザーにアピールするチャンスを得ることができます。
サイトで扱っているテーマに関連したコンテンツを充実させ、それらの個々のコンテンツに関心のあるユーザーを検索エンジンから呼び込むことで、サイト全体のトラフィック量を増加させられるのです。
情報発信でユーザーの興味を引きつける
発信している情報は、基本的には多ければ多いほどよいものです。その情報によって、検索者が顧客に変わる可能性が高まるからです。先のイチゴジャムの例で、イチゴジャムの原料となるイチゴの品種について説明したページを設け、イチゴの品種名「サマーベリー」をキーワードとして最適化した場合を考えてみましょう。
キーワード「サマーベリー」を使用した検索結果からアクセスしてきたユーザーは、イチゴやその品種についての関心が強いことが想像できます。このようなユーザーは、サイト内のその他のコンテンツであるサマーベリーの産地や栽培法についても興味深く閲覧してくれる可能性が高いと考えられます。このような形でユーザーの満足を得られれば、この延長として商品としてのイチゴジャムに関心を持たせることは比較的容易なことです。
インターネットの欠点を補完する情報
インターネットで商品の購買を検討するユーザーは、実店舗の店頭で通常行うような、商品を手にとって吟味する、という当たり前のことができません。このことは、オンラインショップで商品を購入する際の障害になります。ですがインターネットならではの方法で商品を吟味することも可能であり、それが「情報」です。
例に挙げたようなイチゴジャムについての情報を詳細に提示することで、消費者に対して商品を吟味するための材料を与えることができます。逆にいえば、これらの情報が提示されていなければ、消費者は商品を吟味することができません。購買を検討する段階に至ることすらできません。
これらのことから、物販系のサイトであっても情報発信が大切であることがわかります。そして発信する情報が詳細であればあるほど、ユーザーは新しい発見をすることができ、その体験がサイトの支持や購買へとつながります。

