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情報の分類とサイトの設計

最終更新: 2011年08月08日 11:37

適切に情報が整理され、ユーザーにとってわかりやすく構成されたサイトは、検索エンジンにも高く評価されやすくなります。適切に情報が整理されていれば、検索エンジンがサイトやページの情報を取得する際や、内容を解析する際の処理を正確に行うことが可能になるためです。

わかりやすいサイト設計

ユーザーがサイト内を移動する際に、迷わず目的の情報に到達することができるようなサイトの設計は、わかりやすいサイトの設計といえます。論理的な整合性が十分に取られ、ユーザーが直感的に理解しやすいようなメニュー構成や階層構造をもっていることで、ユーザーにとってはわかりやすいサイトとなり、検索エンジンにとっては適合度を計算しやすいサイトとなります。

具体的には、個々のコンテンツがそれぞれの関連に基づいて適切な小グループに分類され、それらが集まって大グループを形成し、大グループが集まってサイト全体を形成する、といった形で、サイト内の情報が階層状に整理されたサイト設計を行うべきです。またそれぞれの分類は、ユーザーが直感的に理解することができるように、わかりやすく分類されている必要があります。このような分類については、Yahoo!カテゴリの構造を想像していただければわかりやすいでしょう。

わかりやすいサイト設計をおこなうことで得られる利点
  • ユーザーがサイト内で移動しやすくなる
  • ユーザーが目的の情報を発見しやすくなる
  • 検索エンジンのサイトテーマによる評価を得られやすくなる

グループを形成する個々の情報がまちまちであるなど、整合性に欠ける分類が行われていた場合、ユーザーは目的の情報があるページを探すことが困難になりますし、検索エンジンは適切にテーマの分析を行うことが困難になります。これらの点に注意し、わかりやすいサイト設計を行っていくことが重要です。

ユーザーの視点で情報を分類する

情報の分類方法を考えるとき、製品やサービスを取り扱っている部署ごとの分類や、製品の型式番号による分類のように、ユーザーの視点を欠いた分類では、検索結果からアクセスしてくるユーザーのような、そのサイトに不慣れなユーザーが的確に目的の情報にたどり着くことができません。

ありがちな情報分類の悪い例
  • サイトを公開している企業の社内的な都合による分類
  • 分類を理解するために予備知識が必要な分類

コンテンツの分類はユーザーの立場と視点で、ユーザーの直感や期待に合致するものである必要があります。社内の都合でおこなわれた分類がユーザーにとって直感的であることはあまりありません。検索エンジンからサイト内の深い階層のページに直接アクセスしてきたユーザーに対して、関連した情報や商品を的確に見つけられるように、ユーザーの視点を取り入れた情報の分類が必要です。

社内的な都合での分類(悪い例)
  • 樹脂製品
  • 金属製品
  • 繊維製品
ユーザーの視点での分類(良い例)
  • 台所用品
  • 浴室用品
  • トイレ用品

上記は少々極端な例ですが、ここまではいかないまでも、同様の間違いをおかしているサイトは少なくありません。情報の分類について見直してみるとよいでしょう。

できる限りコンテンツの分散と細分化を避ける

一つのテーマに関連した内容のコンテンツは、できるだけ分散させず、同じディレクトリ内やつながった階層の中に置くようにします。同じテーマに関連したコンテンツがディレクトリーをまたいで配置されているなど、分散して配置されていると、ユーザーはそれらのすべてを探し出すことが難しくなります。ユーザーが必要なコンテンツをすべて発見できるように、まとめて配置しておくことが重要です。

このように一つのテーマに関連したコンテンツをまとめておくことは、テーマにもとづく検索エンジンのアルゴリズムにもよい影響があります。同じテーマに関連した一連のページ群をまとめておくことで、検索エンジンがこれを評価することが容易になるためです。さらに関連のあるページ群をつなぐナビゲーションを用意することで、テーマによる評価を高めることができます。

また、コンテンツを分類・階層化するときには、極端に細分化しすぎないようにします。分類が細かくなるにつれて、ユーザーが分類を直感的に理解しにくくなってくるためです。同様に、階層があまりにも深くなると、ユーザーがそのコンテンツを発見しにくくなります。

フレームの使用を避ける

フレームには、SEOの視座からだけではなく、ユーザービリティやアクセシビリティの視座からも、様々な問題を抱えています。どうしてもフレームがなければならない特段の理由がない限り、フレームの使用はやめておきましょう。以下にその理由をまとめます。

ユーザビリティ上の理由
サイト内の個別のページをブックマーク追加に追加できない
ユーザーが個別のページをブックマーク(お気に入り)に追加しようとしても、フレームを定義したページがブックマークされてしまい、個別のページをブックマークすることができません。このためユーザーは、一つのサイト内で複数のページをブックマークすることができなくなります。
ページうまくプリントできない
ページをプリントする際に、画面に表示されている通りにプリントされないことがほとんどです。
検索結果にフレーム内のページが単独で表示される
ロボット型検索エンジンの検索結果には、フレーム内の特定のページが表示されることが多く、その場合メニューなどのナビゲーションが表示されないなどの問題が起きます。
アクセシビリティ上の理由
フレーム未対応ブラウザがまだまだ存在する
グラフィカルなブラウザに関してはフレーム未対応のブラウザはほとんどありませんが、読み上げブラウザ(音声ブラウザ)やテキストブラウザのほとんどは現在もフレーム未対応です。このため、これらのブラウザしか利用できないユーザーは制作者から差別される結果になります。

おわりに

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